歯周病
犬の歯周病は、口臭や歯のぐらつきなどから始まり、進行すると歯の痛みや脱落、全身疾患につながるリスクがあります。歯周病はプラークや歯石の蓄積によって引き起こされるもので、これが原因で歯周組織が徐々に破壊されていきます。早期の段階では、炎症や腫れを伴い、犬が口元を気にする仕草が見られることが多いです。しかし、口の痛みがあっても食欲が落ちにくいため、見過ごされやすいので注意が必要です。
治療は内科療法で症状を軽減することはできますが根治は難しく、根本的には全身麻酔下での歯石除去、歯周ポケットのクリーニング、抜歯が必要になることもあります。
