【動物病院監修】犬の膀胱炎~原因から治療まで、再発を防ぐために知っておきたいこと~

【動物病院監修】犬の膀胱炎~原因から治療まで、再発を防ぐために知っておきたいこと~
________________________________________
はじめに
相模原市・町田市・八王子市の皆様こんにちは。
相模原市緑区にある、ほさか動物病院です。
おしっこの回数が増えたり、血が混じっていたり、排尿のときに痛そうな様子を見せるわんちゃんはいませんか?
これらは「膀胱炎」の代表的なサインです。膀胱炎は犬にとても多い泌尿器疾患の一つで、放っておくと再発を繰り返したり、腎臓に炎症が及んだりすることもあります。
今回は、犬の膀胱炎の原因や治療法、そしてほさか動物病院での診療の特徴について詳しくご紹介します。
________________________________________
犬の膀胱炎の原因と対処法とは?
膀胱炎は、膀胱の内側の粘膜に炎症が起こる病気です。主な原因は以下の通りです。
1. 細菌感染
最も多い原因が細菌による感染です。
尿道から侵入した大腸菌などが膀胱内で繁殖し、炎症を引き起こします。特にメスのわんちゃんは尿道が短いため、感染が起こりやすい傾向があります。
2. 尿路結石
膀胱や尿道に結石ができると、粘膜が傷ついて炎症や出血を伴う膀胱炎を引き起こすことがあります。
結石の種類には、ストルバイト結石やシュウ酸カルシウム結石などがあり、尿の性質(pH)や食事内容、体質が関係します。
3. 腫瘍性疾患
高齢のわんちゃんでは、膀胱や尿道の腫瘍が原因で膀胱炎を繰り返すことがあります。
4. その他の要因
・長時間の排尿我慢
・免疫力の低下
・ホルモンバランスの乱れ(避妊後や老齢期など)
________________________________________
自宅でできる膀胱炎のケア
軽い膀胱炎の場合、自宅でのケアを行うことで症状の悪化を防ぐことができます。
・清潔な水を常に飲めるようにして、十分な水分摂取を促す
・尿を長時間我慢させないよう、こまめにトイレに連れて行く
・下腹部やお尻まわりを清潔に保つ
・冷えすぎないよう室温を調整する
ただし、自宅ケアだけでは原因の特定や根本治療はできません。
特に血尿や排尿時の痛みが見られる場合、すぐに動物病院で検査を受けることが重要です。
________________________________________
動物病院を受診すべき膀胱炎のサイン
・排尿のときに痛そうに鳴く
・おしっこの回数が多いのに少ししか出ない
・血尿が見られる
・おしっこを漏らすようになった
・尿のにおいが強い、濁っている
・元気や食欲がない
これらの症状は単なる膀胱炎だけでなく、腎盂腎炎や尿路結石など重い病気のサインでもあります。
早めの受診で正確な診断と適切な治療を受けることが大切です。
________________________________________
ほさか動物病院の膀胱炎治療方法
当院では、膀胱炎の診断と治療を丁寧に行い、再発を防ぐサポートをしています。
1. 尿検査
尿中の細菌、白血球、潜血、結晶の有無などを調べます。
尿のpHや比重も確認し、結石や代謝異常の可能性を評価します。
2. 超音波検査(エコー)
膀胱の壁の厚みや結石、腫瘍の有無を調べることができます。
非侵襲的でわんちゃんに負担の少ない検査です。
3. 細菌培養検査
再発性膀胱炎や抗菌薬が効かない場合、尿を培養して原因菌と有効な抗生剤を特定します。
4. 血液検査
腎臓への炎症の波及や全身状態を確認します。
5. 治療
・抗菌薬による感染のコントロール
・点滴による水分補給や尿の排出促進
・膀胱を刺激しない療法食の給与
・結石が原因の場合は、溶解食や外科的除去
膀胱炎の再発を繰り返す場合は、内分泌疾患(糖尿病やクッシング症候群)など全身性の病気が関係していることもあるため、総合的に診断を行います。
________________________________________
ほさか動物病院の膀胱炎診療の特徴3つ
1.    豊富な泌尿器疾患の診療経験
膀胱炎だけでなく、尿路結石、腎臓病、尿道炎など関連疾患にも幅広く対応します。
2.    超音波や尿培養による正確な診断
原因を特定し、再発を防ぐ治療方針を立てます。
3.    生活面のサポートと再発予防
水分摂取や食事内容、トイレ環境の整備など、ご家庭でのケア方法を丁寧にお伝えしています。
________________________________________
終わりに
膀胱炎は比較的よくある病気ですが、放置すると腎臓や他の臓器に影響を及ぼすこともあります。
再発を繰り返す場合や血尿が続く場合は、早めに動物病院で検査を受けることが大切です。
ほさか動物病院では、膀胱炎の原因を丁寧に調べ、一頭一頭に合わせた治療と生活指導を行っています。
「おしっこの様子がいつもと違う」と感じたら、ぜひご相談ください。